アンソン・ロー 氏デモンストレーション

2001年のWFCバンコクサミットに参加し異国のデザインを学び,第一回シンガポール研修のあと,海外に出る機会のない生徒たちや教室外の方にもその機会を与えたいと イベントを組みました。

シンガポールからデザイナーを招いてデモンストレーション及びオープンレッスンを行いました。ゲストは,成東町助役ご夫妻です。 また,フラワーデザインに関する書籍を多く発行する草土出版の副編集長も取材に来ました。

テーブルに並ぶバラにはツワブキの花と麻ひもが巻かれています。この作業もアシスタントが行いました。このデモの準備で彼女はかなりの技術を習得し,腕をあげました。

作品に感慨を受けた生徒は,翌年の作品展で同様のものを作成しました。

レッスンではハンドタイドブーケを作成しますが,ブーケサポート作りから始まります。細い枝を短く切り,ワイヤーを使ってアウトラインが三角形になるように網目状に組み,そのうえでハンドル(持つところ)を作るのでふだんからブーケサポートを作るレッスンをうけていないと難しいと思われますが,狭い教室の中で皆さんきれいにつくれました。

アンソン・ローにとって,東京カップでのデモンストレーション以来の2年ぶりの日本でのデモンストレーションでしたが,これだけの作品を作ってくれてとても感謝しています。現在の彼に仕事としてこれだけのことを依頼したら5,000$(花材費は別)以上はすると思います。当時もWFC仲間として友情来日してくれたので実現できたと思います。

この翌年,生徒たちも WFCサミットに参加して,消滅していたWFC日本支部の再興の一役を担い,ジューンフローラルが同支部事務局となりました。このころから,花卉業界のスポンサーでもあるスミザーズオアシスジャパン株式会社,株式会社東京堂,花と生活社とも草土出版同様おつきあいさせていただくようになりました。

2004年WFC日本支部再興記念行事として,アメリカからWFC会長ディーン・ホワイト氏とタイランドからプ―ベスト・チェミティ氏を招き,WFCジャパンフローラルデモンストレーションを赤坂の国際交流基金ホールで主宰することになります。

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