英語と日本語の違い。

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June

2026年2月10日 23:17

フラワーアレンジメントを教えだした30年前によく質問されました。
「生け花とアレンジとどう違うの?」
こう答えていました。
ー「フラワーアレンジメントの基本が教会の祭壇花から始まったように、フラワーアレンジはキリスト教が基本、いわばすべてを受け入れる『博愛』が根底にあります。いけばなは日本の文化、神道や仏教につながり、いわば『無』が根底にあります。」

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高校英語の授業中のこと、
生徒が無生物主語がどうしても理解できないと言いました。無生物を主語にする言い方に違和感があり、人ではない物事を主語にする文構成を理解しにくいのだそうです。
始めはこう答えました。

ー「主語というのは、『これからこのことについて言いますよ。』というテーマのようなもの。だから、” I was disappointed at the news.”というのは
『わたし』についてこれから話しますよ、という意味が入る。それに対して、”The news disappointed me.”は、これから『そのニュース』について話しますよ、という意味合いである。」

それに対して、生徒は
「何が違うかわからない。。同じに見える。。。」
なるほど、、そう来たか。。と思いました。

ー「言葉というものを神さまから見た表現だとすると、キリスト教圏で使われる英語は、天から地上を見て表現したもの。キリスト教では神さまは天におはすから、わたしという一人称もニュースも地上という舞台で主人公になれる。だから、無生物主語では、舞台の主人公は無生物になる。

それに対して日本は、神様は自分の中におはすので、自分の立ち位置、いわゆる地上目線での表現になるので、『わたし』が中心の表現になる。」

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フラワーデザインといけばなの違いはキリスト教と神道仏教のちがいであるけれども、行きつく先は同じであると教え始めた30年前に思っていました。教え始めて34年目を迎えた今は、その時のインスピレーションは真実だったと思います。今年、フラワーデザインの理論や技術を日本の美の見方を融合させて『Yukyu Style ~ 雪卯流』を立ち上げました。

まだまだ過程ではありますが、花だけでなく英語や古文を教えて導かれた場所は、『この世の表現とは、神の目を通してのことなのではないか』ということです。

ジューンフローラル

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